2017年10月3日の神戸市の小学校給食の献立は
ほうれんそうパン
豆乳チャウダー
蒸し野菜(ブロッコリー)
でした。
「給食で使用される食材の産地は、給食用の食材を調達している神戸市スポーツ教育協会のHPに掲載されているのでそちらを見てください」と何回も言われましたが、不十分かつ不正確なので私は教育委員会に聞いています。
■10月2日
3日の産地情報に豆乳の記載がありませんでした。
大豆は広い範囲でセシウムが検出されており、数値も高く、2016年12月の厚労省の検査でも17都県産で2桁台の検出例が複数あります。ウクライナからの大豆輸入もあるので気になります。
豆乳の産地の記載がありませんが、急ぎませんので教えてください。
と連絡しました。
■10月3日
教育委員会から返信がありました。
10月3日(火)の給食に使用した豆乳については、調味料として使用しており、産地の情報提供はいたしておりません。
豆乳チャウダーで豆乳が調味料…
それはムリすぎちゃうかΣ( ̄□ ̄ ||
これまでスープに牛乳が使用されていて、牛乳の産地が記載されていなかった時に牛乳の産地を聞いたらすぐに教えていただけたし、実際にこれまでは豆乳の産地はずっと普通に教えていただいていました。
だから、私は単純に記載漏れだと思っていました。
なのに、「教えない」と言われて、逆に何が使われているのだろうとものすごく心配になりました。
なので、再度、問い合わせました。
これまでは豆乳の産地情報を頂いていたのに今回は漏れていたので問い合わせました。業務の引き継ぎは正確に行って頂きたく、お願い申し上げます。
もしくは、これまでは教えて頂いたのに、急に教えて頂けないということであれば、なぜその変更があったのか、理由を教えてください。
献立名に「豆乳チャウダー」とあり、量もそれなりの量が使われており、これを「材料」ではなく「調味料」と言われるのは、私はかなり無理を感じます。
そして、「調味料」であっても、給食に使用されているものは、教育委員会は全て把握されているはずです。調味料だから答えないという杓子定規なことではなく、どの保護者に対しても、開示要求のための個人情報を提出しなくても、問い合わせがあれば、正しい産地情報はオープンにされるべきであると思います。給食の食材が秘密になっているなんて普通ではありません。
よって、改めて10月3日(火)の給食に使用した豆乳の産地を教えて頂きたく付記します。
■10月4日
教育委員会から連絡がありませんでしたので、以下のように連絡をしました。
3日に、10月3日の給食に使用した豆乳の産地について以下の問い合わせをお送りしましたが、現時点で返信を頂いていませんので再送します。ご返信頂けますようお願い致します。
(以下、3日に送った内容を添付)
■10月5日~10月10日
でも、その後、10日まで教育委員会からはなんのご連絡もありませんでした。
こんなことは初めてでした。
いつも産地情報をお送りいただいている現場の方々が上の人と板挟みになっておられるのではないかと心配でしたし、一度は教えないという連絡がきたけれども、それでもまだ神戸市が問い合わせを放置するなんてことはしないと信じたいと思って、それ以上催促の連絡はしませんでした。
でも、さすがに超鈍の私でも、1週間も何も連絡がなければ、このままなかったことにされてしまうなと思いました。
なので、10日に以下のメールを送りました。
10月3日の給食に使用した豆乳の産地について何度もご連絡を差し上げていますが、まだご返信を頂いていません。今もお待ちしていることに変わりはないのですが、このままなかったことにされてしまうのだと思います。
通常は調味料の記載をしないと言われるのは理解できます。しかし、問い合わせがあれば答える範疇のものであると思います。
まして、豆乳はこれまで食材としてご連絡頂いていたものです。今回のように一方的に打ち切られると戸惑いますし、大好きで住んでいる神戸なのに、本当に悲しく思います。
組織としての都合はあるとしても、もう少し市民の側に立った行政を行って頂きたくお願い申し上げます。
連絡がぷっつり途切れた5日から10日までの間、よっぽど電話をかけようかと思いましたし、再度メールを送ろうかと思いましたが、現場の方々を信じたいという気持ちの方が大きかったから待ちました。
だから余計に、こんなことを書かなければいけないのが本当に悲しかった。
■10月11日
そして、11日に教育委員会から連絡がありました。
10月3日の給食に使用した豆乳について、産地の確認がとれましたので、以下のとおりお伝えいたします。
ご返信が遅くなり、申し訳ございません。
ご確認よろしくお願いいたします。豆乳【産地 北海道 加工地 愛知】
なんか、悲しかったこととか、豆乳の産地への疑念とか一気に溶けました。
正直、「教えてください」「○○です」でサラッと終わると思っていたので、なんでこんなことになっているのか理解に苦しみましたが、それでも、組織の中でいろいろあっただろうに、「いや、やっぱりこれは返信するのがスジですよ」と言ってくださった方がいて、それに同意してくださる方がいてこのメールが来たのかと思うと、素直にうれしいです。
神戸市の教育委員会の現場には、ちゃんと人の気持ちがわかる人がいるよ*´∀`)ノ