弥生時代中期から後期の高地性集落遺跡である会下山遺跡(えげのやまいせき)に行くことになりました。
「社会史的に重要かつ著名な遺跡であり、国の史跡に指定されている」となんだかすごそうなわりには芦屋市のホームページにも
阪急バス「開森橋」より北へ徒歩15分
しかアクセス方法が書かれていません。
でも、開森橋と会下山遺跡はこんなに離れていて、「めっちゃ歩くやつやん…」と思っていたら、「あれ?これバス停じゃない?」
近くにバス停発見。
調べてみると「荘園上」というバス停で、結構、本数もあります。「荘園上から行こう!」ということで決まりました。
ただ、その時に、ちょっと思ったんです。
「どうして、芦屋のホームページには近い荘園上ではなくて開森橋のバス停が書かれているんだろう…」
その答えは、実際に行ってみてわかりました。
バス停と会下山遺跡の黄色の部分、ここが谷になっていて反対側に渡れないのです。なので、遺跡側に行こうと思ったら、まず海側に坂を下りて東に折れ、適当なところでもう一度山側に進まないといけないのです。それが芦屋のホームページに荘園上ではなくて開森橋のバス停が書かれていた理由だと思います。ナビを使うと、谷のところまで来ると「目的地に到着しました」となり、マップ的にはこの谷も込みで遺跡と認識しているようです。谷を渡れさえすればすぐそこなのに…。
「谷を渡りたいなー」と思いながら、谷に沿ってめっちゃ細いですが道路があったので、谷に沿って下っていきました。そうしたら左手に建物が見えて、細い道ですが、そこから谷を渡れました!そして、その建物が芦屋市聖苑で、その横にまさかの会下山遺跡への入り口がありました。
ヤター *´∀`)ノ
このあと遺跡までは、「住宅地のそばにあると思ってなめてたらちょっと思てたんと違うなー」くらいの登りが続きますが、一本道なので迷わずに行けます。
会下山遺跡に行くのに一番いい方法をまとめると、「荘園上」ではなく、「荘園中」のバス停で降ります。荘園中のバス停はゴミ置き場と一緒になっていてバスの時刻表だけが壁にペタっと貼ってあります。山側を向いて右側の家の壁に甲南山手駅に向かうバスの時刻表が貼ってありますが、その家の横に階段を下りる狭い道があります。
ここを行くとすぐ谷に突き当たるので、右、海側に曲がって進みます。そうしたら、左手に聖苑が見えてきて、そのあたりに左に谷を渡れる小道があり、会下山遺跡の入り口に到着です*´∀`)ノ