【BOOK】『食べる?食品セシウム測定データ745』 出版当時「問題ナシ」とされた食材でも今、検出されているので、食材汚染の現況は継続して追っていかないといけないと思います。

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私が今、辞書のように使っている本に『食べる?』があります。

一度、201411月現在の更新データをダウンロードできましたが、その後のデータ更新はなく、同様の本も出版されないので、給食でよく出てくる食材は手書きで追加しています。

で、

あれ???

思ったんです。

それまで、私の中でセロリとゴボウは「大丈夫な食材」だったんです。
なぜかというと、『食べる?』にこう書かれているからです。

セロリ
セロリは、セシウムが検出されにくい野菜の一つです。最近の自治体の検査でも、まったく検出されていません。

ゴボウ
ゴボウは、20128月に福島産で11Bqを検出した例がありますが、それ以外はほとんど検出報告はなく、おおよそ安心できる野菜の一つです。

ところが、20161114日の厚労省発表(第1007報)によると、栃木のセロリが9.2Bqでした。

そして、20161012日の厚労省発表(第1002報)によると同じく栃木のゴボウが6.6Bqでした。
2013827日の厚労省発表(第714報)では検出限界値0.78Bqの不検出なのに!


今の方が検出値が高くなっているΣ
( ̄ロ ̄lll)


ノーマークだったので、本当に驚きました。

時間の経過で食材の汚染は減るだけではなく、増えることもあるということです。
今回たまたま目に留まったのですが、改めてデータは追い続けていかないとあかんなと思いました。

<参照>
■セロリデータ
食品中の放射性物質の検査結果について(第1007報)
2016/11/14  データ#5755

■ゴボウデータ
食品中の放射性物質の検査結果について(第1002報)
2016/10/12 データ#4986
食品中の放射性物質の検査結果について(第714報)
2013/08/27 データ#833

 

 

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