私が今、辞書のように使っている本に『食べる?』があります。
一度、2014年11月現在の更新データをダウンロードできましたが、その後のデータ更新はなく、同様の本も出版されないので、給食でよく出てくる食材は手書きで追加しています。
で、
あれ???
と思ったんです。
それまで、私の中でセロリとゴボウは「大丈夫な食材」だったんです。
なぜかというと、『食べる?』にこう書かれているからです。
セロリ
セロリは、セシウムが検出されにくい野菜の一つです。最近の自治体の検査でも、まったく検出されていません。
ゴボウ
ゴボウは、2012年8月に福島産で11Bqを検出した例がありますが、それ以外はほとんど検出報告はなく、おおよそ安心できる野菜の一つです。
ところが、2016年11月14日の厚労省発表(第1007報)によると、栃木のセロリが9.2Bqでした。
そして、2016年10月12日の厚労省発表(第1002報)によると同じく栃木のゴボウが6.6Bqでした。
2013年8月27日の厚労省発表(第714報)では検出限界値0.78Bqの不検出なのに!
今の方が検出値が高くなっているΣ( ̄ロ ̄lll)
ノーマークだったので、本当に驚きました。
時間の経過で食材の汚染は減るだけではなく、増えることもあるということです。
今回たまたま目に留まったのですが、改めてデータは追い続けていかないとあかんなと思いました。
<参照>
■セロリデータ
食品中の放射性物質の検査結果について(第1007報)
2016/11/14 データ#5755
■ゴボウデータ
食品中の放射性物質の検査結果について(第1002報)
2016/10/12 データ#4986
食品中の放射性物質の検査結果について(第714報)
2013/08/27 データ#833